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2025.04.16
シードゥエラーは、サブマリーナーと比較して高い防水性能を備えています。サブマリーナーの防水性能は300mですが、シードゥエラーの現行モデルでは、1,220mもの防水性能を誇ります。
シードゥエラーは、飽和潜水に対応するため、ヘリウムエスケープバルブを搭載しています。
これは、潜水時に時計内部に侵入したヘリウムガスを、減圧時に安全に排出するための機構です。
また、風防(サファイアクリスタル)に取り付けられた凸レンズ(サイクロップレンズ)は、日付表示を約2.5倍に拡大する役割を持ちますが、水圧による破損のリスクがあるとされていました。
そのため、より深く潜ることを想定した過去のシードゥエラーには、採用されていませんでした。
しかし、2017年のシードゥエラーRef.126600からは、凸レンズ(サイクロップレンズ)が搭載されています。
これは、視認性向上を求めるユーザーの声や風防の強度向上、そして無反射コーティング技術の発展から採用されるようになったと言われています。
シードゥエラーは、サブマリーナーよりもケースサイズが大きいという特徴があります。
これは、シードゥエラーがプロのダイバー向けに設計されており、高い視認性と操作性を確保するためだと考えられます。
特に、2017年にモデルチェンジしたシードゥエラー(Ref.126600)では、ケースサイズが40mmから43mmに拡大されました。
一方、サブマリーナーは2020年のモデルチェンジ (Ref.124060, 126610LN) により、ケースサイズが40mmから41mmになっています。