【営業時間】10:00 ~ 19:00/不定休
2024.08.14
中古市場でも需要の高いタンクは、1917年に登場しました。カルティエの時計のなかでも高い人気を誇り、シンプルなスクエアデザインが特徴です。
戦車を上から見た構図が、タンクのモチーフとなっています。「平和の象徴」という意味が込められているといわれており、歴史の長い時計です。
タンクシリーズの原点となっているのは「タンク ルイ カルティエ」で、創業者が自ら愛用していました。
ほかにも「タンク アメリカン」「タンク マスト」「タンク フランセーズ」などのシリーズがあり、タンクシリーズの愛用者は「タンキスト」とも呼ばれています。
2 パシャ
パシャは、ミニチェーンで固定された特徴的なリューズプロテクターや、カルティエには珍しいラウンドフォルムを採用しているコレクションです。
開発のきっかけは、1930年代にモロッコのマラケシュの太守(パシャ)から「プールで使える時計が欲しい」と依頼されたことでした。ルイ・カルティエは、リクエストに応えて角型防水時計を開発します。
その後、さまざまな進化や改良が繰り返され、1985年に現行モデルの「パシャ ドゥ カルティエ」が登場しました。
クリスマス限定のスペシャルエディションや、現在は生産を終了しているメンズモデルは、特に人気が高まっています。
3 バロンブルー
バロンブルーの意味は「青い風船」です。凸レンズのようにふくらみを帯びたケースは、まさに風船を連想させます。その軽やかなデザインは「まるで無重力状態のような新しい時空間を生み出した」と話題を呼びました。
バロンブルーはリューズの青いカボションが特徴的であり、ケースだけでなく、リューズガードも丸みを帯びています。
リューズをたどるように軌跡を描いたローマ数字と、剣型針の幾何学的なエレガントさが、カルティエらしさを表現しているコレクションです。
4 サントス
サントスは、世界初の実用的な腕時計です。
創業者の友人であるパイロットのアルベルト・サントス=デュモンが、「飛行中に操縦桿(そうじゅうかん)から手を離さず時間を確認したい」と依頼したのがきっかけで作られました。
ルイ・カルティエは要望を受けて腕時計を開発し、1904年に誕生したのがサントスです。友人の名前が、モデル名の由来にもなっています。
一般向けには1911年に販売を開始し、懐中時計が主流であった時代に腕時計の新しい歴史を作りました。
スクエア型の文字盤やあえて見せるビスのデザイン、人間工学をもとに設計されたブレスレットなど、さまざまな魅力を備えたタイムピースです。
カルティエの時計を少しでも高く売りたい方は、買取専門店「おたからや東向日駅前店」にご相談ください\(^o^)/